爪の垢を煎じて飲む

こだまのブログ

LINEのスタンプが広告の理想なんじゃないかっていう話。

こんばんは、こだまです。

 

本日はこんな記事を拝見しました。

gaiax-socialmedialab.jp

タイトルにあるように、LINEはただのメッセージアプリじゃなくて、今やプラットフォームとして人々の生活に欠かせないものになっています。

 

そして、ここで話したいのは、広告におけるLINEの役割です。

国民の約40%がLINEを使っている中で、

 

・若年層にリーチできる

・アクションを促しやすい

・無視されない広告

 

普段自分達が使っている「スタンプ」ですが、自分も含めだいたいの人がスポンサードスタンプという企業アカウントと友達になることでダウンロードできるスタンプを利用しています。

 

LINEの上級執行役員の田端信太郎さんは1年前にこう語っています。

例えば若い男女がはじめてデートに行きました。楽しく横浜でデートします。品川まで帰ってきました。そこで家が違う方面なので電車が別れます。今日楽しかったねーっていう形で、会話をLINEとかでするわけです。
お互いですね、付き合おうかな、良いふうだなと男が思っている。脈がありそうかなと。そんな状況で、このロッテさんのコアラのマーチのラブっていうスタンプが女性から男性に送られてきたとしましょう。その男性の気持ちを皆さん想像してください。
これはある意味ですね、今このスポンサードスタンプって、ある程度の価格を頂いている枠なんです。ロッテさんが出している。ここに広告代理店さんのマージンの何%だとかですね、誰部長の決済だとか、いろんな大人の力学がうごめいているわけなんですけれども。
ただ皆さん待ってください。そんな大人の力学が込められてるかもしれないですが、そこで若い男女が良いムードになってLINEとかで会話して、これが送られてきた瞬間を想像してください。これ広告枠ですよ?

そう、LINEスタンプが広告だと認識しながら使用している人ってなかなかいないですよね。でも、データにもあるように、4人に一人は企業アカウントとのコミュニケーションを通じてクーポンを利用したり、サイトを訪問したりしているんです。

 

LINEのスタンプは無視されない広告、むしろユーザーが積極的にダウンロードしに行ってて、それはクローズなコミュニケーションの中だからこそ実現できること。

そして、その広告は何も言わずとも拡散されていくのです。

 

まさに広告の理想ですよね。ユーザーも可愛いスタンプとかを見ていい気分だし、広告出稿側(スポンサードスタンプを出している企業)ももちろんLINEの利益にもなる。

 

こういった三方よしの広告というあり方が素晴らしいなと思いました。

 

LINE MUSICやLINEビジネスコネクトだけでなく、最近はLINE LIVEというFacebookLiveやTwitterのPeriscopeのように、人々に欠かせないLINEというプラットフォームで企業が打てる広告の価値は今後さらに高まっていくだろうと思いました。

 

今後もインフラとして活用されていくLINEの動きが楽しみです。

 

それでは今日はこの辺で。

 

終わり