爪の垢を煎じて飲む

こだまのブログ

「コンテンツマーケティング」と「コンテンツSEO」の違い。

おはようございます。

 

つい先日、会社でferretリーダーの青木さんから「SEO辞典」という本を貸していただきました。

SEOに関しては主に

などのことを書いております。この辺りのこともまた別エントリで書けたらと思っています。
効果がすぐ出るSEO事典

効果がすぐ出るSEO事典

 

 

今回は、本著の最終章に書かれていた「コンテンツマーケティング」と「コンテンツSEO」の違いについて触れようと思います。

 

本著では

『コンテンツマーケティングとコンテンツSEOを一緒にすると言うと怒る業界関係者もいますが、基本的にこの2つを分けて考える必要はない。「より喜ばれるコンテンツを提供して、ビジネスの成果を上げる」という点において両者に違いはないからです』 

とあったのですが

 

「一応(入社2ヶ月)」業界関係者である自分にとっては、この2つの違いをはっきりせずにはいられませんでした。

 

ですので、そのことを会社に持ち帰り、ネットで調べたり、リーダーの青木さんや副編集長の水落さんに尋ねてみました。

 

そこでの自分なりに解釈した答えがこちらです。

多分合ってますので、これを参考にして頂ければと思います。

 

まず、結論やはり「コンテンツマーケティング」と「コンテンツSEO」は違います

 

そもそもコンテンツマーケティングとは

ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供することで、ファンになってもらい、最終的に購買活動に繋げる一連の流れ

のことを言います。

 

よく、このようなSUUMO等の企業のムービーを見て感動してシェアしちゃうなんてことがありますよね。

【公式】SUUMO(スーモ)TVCM 最後の上映会篇 - YouTubeyoutu.be

(動画視聴時間:約1分)

 

こういった、直接的に商品の広告を出すのではなく、ユーザーにとって「良い」情報をいずれかの媒体を通して発信することで、その企業の価値を高めてファンになってもらう。そういった関係構築の方法が「コンテンツマーケティング」なのです。

 

このように、コンテンツマーケティングは、消費者と企業の間にあるいろんな媒体において価値あるコンテンツを提供すること全てを指しますが、

 

「コンテンツSEOはWeb上で継続的にコンテンツを発信していくことで検索においての露出と自然な被リンクを増やし、サイトへの流入数を増やす取り組みのことを指します。

 

ここでの2つの大きな違いは

「コンテンツSEO」が、「コンテンツマーケティング」の中のWebという媒体において「検索」するユーザーの行動に焦点を当てたものであるということ(下図参照)。

 

つまり、「コンテンツSEO」はコンテンツマーケティングの一手段であるため、決してここは混同するべきではないです。

 

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上図のようにコンテンツマーケティングは色々な手段で実施することができますが、コンテンツSEOはその一部分を担っているにすぎないということですね。

 

一方で、インターネット市場が大きくなればなるほど、その分ここの重要性が高まっているのも事実です。

 

おそらくなのですが、本著はSEOを学びたい人に向けて書いているものなので読者を混乱させないために敢えてこのように書いたのではないか、なんて思いましたが、これは「違う」と自分も今は断言できます。

 

難しいようで、整理がつけばとてもシンプルで簡単な話でした。

 

同じようなところでつまづいた方の参考になればと思います。

 

ではでは今日はこの辺で!

 

会社行ってきます〜

 

 

おわり