[書評]入社2ヶ月目が読む入社1年目の教科書。
おはようございます。
今日家の近くにあるたった一つの喫茶店にWi-Fiあることを知ってそれだけで
ハイテンションが1日持続したこだまです。
今回は入社2ヶ月目の自分が、先日一緒に飲みにご一緒させてもらったferretの営業マネージャーの牧野さんからオススメしていただいた本の書評をかきます〜
書評:入社1年目の教科書
- 3つの原則
- その他学び7つ
- この本で一番大事にしたい学び
まず、本書が教える仕事をする上で大切な3つの原則があります。
1.3つの原則
①頼まれたことは、必ずやりきる。
新卒入社に取って大事なのは「優秀かどうか」ではなく、「社会人として当たり前のことを当たり前にできる人物かどうか」ということ。できるかできないかに関わらず、「とにかくやりきる」精神と行動が重要なんですね。
②50点でもいいから早く出す。
これに関しては実際50点を出し続けるとうよりは、50点を一回提出し、PDCAを高速で回そうということだと思います。勘違いしそうですが、相手が期待しているものの50点ですから、フィードバックやアドバイスをもらうと勿論相手の期待値も上がるので、その期待値の50点で高速で出すのは重要かなとは思いました。
③つまらない仕事はない。
一見は単純作業に見えても、それに対して付加価値をつけることを意識することが大事だそうです。「議事録」も言われた通り、丁寧に議事録をとるのか、要所を押さえた上で提言や疑問点を盛り込むのかはその後に記載されている「何のための」仕事なのかを上司に聞いた上で判断するのがいいかもしれません。
2.その他学び7つ
①人間は忘れる生き物。メモに工夫を
メモを取るだけでは、「取っている気になっているだけ」ですね。結構これ質自分に当てはまるので、自分打ち合わせ後は自分のデスクに戻って、すぐ書き取ったメモをもとに打ち合わせで確認した合意事項をまとめる行動まで落とし込み、間違いがないかを確認する。
②頼まれなくても議事録を取る
議事録は時系列でかくのではなく、要点を即座に把握し、課題やメッセージを的確に提示できるようになることがポイントだそうです。議事録に限らず、自分が新卒であることを理解して、自分が今すべきことを理解して、積極的にそういう行動をとっていかないといけないですね。
③一日の学びは一つに絞る
著者は速読より、精読を推進しています。以前自分も「速読」より「精読」だというエントリを書きましたが、一回の読書に期待せず、「一冊の本から一つの学びを得る」
ぐらいのスタンスの方がいいのかもしれません。
④敬語は外国語のつもりで覚える
正直、今も結構苦戦するのはこれ。メールでの返答はネットで調べたり、「上司にこのような文面で大丈夫でしょうか。」で確認できる時間があるのでまだしもですが、対面での急な対応となると、もちろんですが、「今の言葉ってあってますか?」なんて確認ができないです。ですのでこれは自分も上司に、「敬語の使い方が変だったら直してください」とお願いしました。
⑤相手との距離感を誤らない
心が痛い。先日これでめちゃくちゃ怒られました。大学生との違いは結構ここにも集約されるかなと思います。慣れ親しんできたら、普段からよくしてもらっていたりしたら、結構この距離感を見誤っちゃうんですよね。自分も著者の岩瀬さんを参考に「年上なら無条件で敬意を払う」、「社外なら年下でも敬意を払う」というのは1年目どうこう関係なく実行しようと思いました。
⑥自分の会社の財務諸表を読み込む。
これは所有と経営が分離された会社の全体像をつかむためです。いい社員とは、目の前にある商品をうるだけでなく、会社の企業価値を高めることなので、この能力が必要だそうです。企業の全体のお金の流れや仕組みを知った上で、財務諸表を読み込むことは全体像を掴む一例です。他にも、クライアントが何か問題を抱えてたとして、その企業の競合や自社、顧客に対するどこに問題があるのかを全体像で描くことで問題の本質をつかむことができると自分は教わりました。
⑦とにかく貯蓄する
なかなか意外な内容でした。自分もよく言われたのが「若いうちは金を使え」だったのですが、この「若いうち」はおそらく大学生までです。著書にもありますが、一回100万円貯めると、それを「資産」として運用することを学ぶことができます。そういう点ではこれは意外ですが、いい学びでした。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
実際まだまだ濃い内容が詰まっております。
が、著者も書いているように、学びは絞らないと「書いているだけ」になる可能性があると思ったので自分は原則と7つの学びに絞りました。
あとは、一つ一つ少しずつ行動に移していかないとですね。
とにかく、人によって刺さる内容が多岐にわたる、超良書でした。
ご紹介くださった、マネージャーの牧野さん、ありがとうございます。
追記:
読む時期としては、大学卒業してから入社するまでの一週間ぐらいの間だと思います。
この時期には逆にこの本だけを精読することをおすすめします。
では今日はこの辺で!会社行ってきます〜
おわり