Facebookのサービス「インスタントアーティクル」について
おはようございます、みーとくんです。
あっという間に水曜日ですね。
社会人になってから、学生の時より頻繁にFacebookを使うようになった気がするのですが、若い世代には「Facebookはおじさんが使うもの」なんて言われてるそうなので、もう自分もおじさんなのかもしれないと思って悲しくなっているところです。
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今日はそんなFacebookが2015年から始めたサービス「インスタントアーティクル」について説明します。
- インスタントアーティクルとは
- インスタントアーティクルのメリットとデメリット
- まとめ
1.インスタントアーティクルとは
まず、インスタントアーティクルとは、Facebookが2015年の5月に開始したモバイルユーザー向けのサービスで、Facebookユーザーがニュースを快適に読めるようにするためのものです。
少しわかりづらいと思いますのでインスタントアーティクルを利用していないメディアと比較しながら説明していきます。
まず、利用していない「HuffintonPost Japan」から見ていきましょう。
こちら、バンクシーという方が描いた壁画についての記事です。
例えば「この記事が読みたい!」とクリックした場合
このようにローディングする時間がかかっちゃいますよね。
このメディアの記事に遷移するまでに要する時間は自分のiPhone6sで約10秒。
ここに日々ストレスを感じる人も多いかもしれません。(通信制限とかかかったら特に)
次は、インスタントアーティクルを利用している「BuzzFeed」を見てみましょう。
こちらの記事をクリックすると........
このようにFacebookサーバー内の別ページという形で遷移することができます。
この間の読みこみ時間はなんと約0.8秒
前者と比較すると約1/10の速さで遷移することができるんです。
2.インスタントアーティクルのメリットとデメリット
メリットは、上記にあるように、とにかく表示速度が速いこと。
デメリットなんかないんじゃないかと思う方はいるかもしれませんが、メディア側にとっては導入を拒む理由になるほどの大きなものがあります。
それは、記事のシェアがFacebook内で溜まってしまうということ。
こうなってしまうと何が起こるかというと、メディアサイトへの被リンク(URL)が貼られなくなり、検索エンジン上での順位が上がらなくなるため、SEO対策的な面では大ダメージな訳です。
つまり、検索エンジンでの流入が減ってしまうということですね。
ここで起きてるのは 「Facebook vs Google」 です。なんか文字面だけ見るとワクワクしますね。色つけたらそれっぽくなって嬉しいです。
ここが、メディアがインスタントアーティクルを導入しない「デメリット」になるのではないでしょうか。
まとめ
インスタントアーティクルはユーザーにとってはいいことしかないと思いがち
ですが、SEO対策がしづらいということは、結局「答えを知りたいユーザー」の検索に引っかからない可能性があるという点では、一概にそうは言えないということですね。
GoogleもFacebookもモバイルファーストを大事にしていますが、理想はここの二社(だけではないです)がバランスをとることかなと、個人的には感じました。
まあ、競争社会だし、そこはなんとも言えないんでしょうけどね。
この辺は個人的にすごい興味があるので、また新しい情報を仕入れたらブログに書きたいと思います。
それじゃ今日はこの辺で
おわり
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文中の「SEO対策」って何?という方はこちら