書評「10年使えるSEOの基本」
こんにちは、こだまです。
多くの方は今日からお仕事や学校ですね!
張り切っていきましょう。
さて、前回のブログでは4月から1ヶ月間に及ぶ新卒研修
について書きました。
そんな新卒研修もおわり、
5/9に辞令交付で決まった
こだまの配属先は......
Webマーケティング事業部の「ferret」という
ポータルサイトを運営する部署です。
当然、Webマーケティング会社のWebマーケティング事業部
ですから、その周辺の知識は誰より詳しくありたいと思うわけです。
そのため
「インプット&アウトプット」
これを意識して、上長から拝借した本や自分で購入した
本のアウトプットをこの場でしていきます。
第一回は、「SEO」です。
僕が上長から今回拝借した本はこれ。
今回は、この本の感想を踏まえ書きたいと思っています。
「SEO」って言っても、学生の方や
webにあまり関わりのない方にとっては意味不明ですよね。
そんな人たちでも
このブログを見たら理解できるような、
そんな紹介の仕方ができたらと思います。
では本題へ。
「SEO」って何でしょう。
「セオ」ではありません。
マジシャンではありません。
「エスイーオー」=「Search Engin Optimization」=「検索エンジン最適化」です。
これが何かを順に説明していきます。
1.SEOとは
まず、結論SEOが何なのかというと
検索したユーザーに
自社サイトに繰り返し来てもらうため、
上位表示(上の方に出てくるように)させるための
手段です。
例えば、あなたが「自分がデザインした
iphoneケースが作りたい!」と思ったとしましょう。
となった時に検索として入力するのは
「iphoneケース オリジナル」
「オリジナル iphone ケース」
等だと思います。
試しに「オリジナル iphone ケース」と調べた際
この紫になっている「売れるOEM」が
自分が所属する株式会社ベーシックの事業です。
今はまだ2番目表示なのでこれを1番目に表示
してもらうためにする施策=SEO対策
と言えばわかりやすいでしょうか。
Googleがここまで有名になったのは、
この検索エンジンとしての機能が優れすぎているからだそうです。
「誰にとっても、どんな質問に対しても、最高の回答者」
これが、Googleの理想です。
つまり、あなたが「知りたい!」と思った情報に対して
「はい、どうぞ。」ができる状態ですね。
そのために、日々GoogleはWebサイトの情報を収集(クロール)し、
優良なサイトを見分けているのです。
ここでもう1つ例を挙げます。
例えば、「ワンピース」と検索した時に、洋服のワンピースは出てこず、海賊王を目指す物語についてばかりでてきます。
一体なぜでしょう?
これは、Googleが、より多くの人が「洋服のワンピース」より「海賊王のワンピース」を知りたがっていると理解しているからです。
つまり、洋服のワンピースは、単に「ワンピース」というキーワードで勝負しようとしても上位表示されるのはかなり難しいということですね。
こんな感じで、Googleは検索する人にとっての「答え」を「素早く」提示しようとしています。
当たり前の話かと思うかもしれませんが、例えば「洋服のワンピース」を売り出す企業としては、ここを理解できるかどうかがかなり重要と言えます。
3.自社サイトに繰り返し来てもらう為のSEO対策
しかし、そんなGoogleも完全ではありません。
「そうじゃないんだよなあ」みたいな検討違いな答え(検索結果)が出てくることはまだまだありますし、これからもユーザーの「検索」という行動が消えない限りはGoogleもずっと試行錯誤していかなければいけません。
本質は「ユーザーにとって優良なサイト」であることなので、小手先の技術より、そういった気持ちを反映させたサイト構造にしていくことが、重要だと言えます。
では実際どうやってサイトに「繰り返し」訪れてもらうのか。
本書で紹介されているポイントは4つです。
自社サイトを持つ方は、是非ご参照ください。
①どういう言葉で検索がされているかを知る
②検索エンジンが正しく理解できるようにサイトを作る
③みんなが検索を通じて知りたいことをコンテンツ化してサイトに掲載する
④継続的にサイトにリンクを集めていく
また、①においては、単に、検索されている言葉を知るだけでなく、ユーザーがなぜそれを調べたのか「潜在的に知りたいことは何なのか」つまり、キーワードの検索意図を知ることがだいじを知ることが大事です。
一昔前は、サイト内に情報(コンテンツ)が多いだけで順位があがりました。
しかし、今はそうではありません。
・他のサイトにない情報、他のサイトよりも優れた情報を知ることができる。
・量よりも質を重視、"薄・広・浅"ではなく、"濃・狭・深"
・検索エンジン視点ではなく、検索する人の視点・マーケティング視点で作る。
こういった条件でサイトを作っていかなければいけないのです。
また、リンクグラフというものが存在します。
異なるページ同士のリンクの関係性を表すものです。
こちらも、Googleは優良かどうか判断する基準にしています。
サイトにとって有益なリンクグラフを形成できるようにするには、継続的に情報発信していかなければいけません。
4.まとめ
ここまでいろいろ書きましたが、
SEOも結局会社を知ってもらう手段のうちの1つでしかないのです。
企業があるべき姿としては、リアルでもネットでも変わらず
「ユーザーを想うこと」なんだなと改めて感じました。
こういったことがわかっていながらもできていない企業が多すぎるのが現状の事実だそうです。
特に地方の中小企業の方々には是非知ってもらい、実践していただけたらと思います。
今回は、マインド面での話に偏ったかもしれませんが、テクニック的な部分についてもまた話せたらと思います。
ではでは、今回はこの辺で。
おわり。