眠らないモナ・リザ。
ちゃお、こだまです。
これから社会人になると、なかなか家族揃わないかもしれないね。てことで家族旅行でイタリアについてきました。タダ旅最高。
いま、4日目なんですけど、ちょうどいい感じにイタリアにかぶれてきて、モナリザになりそうです。
さて、今回は
出発直前まで、「イタリア=なんか豊かで街並みがおしゃれで絵がいっぱいある国」ぐらいの認識だった自分が、現地で数日過ごした上で、実際どう感じたかを書きたいと思います。
①豊かさについて
豊かかどうかまでの答えはそれぞれだと思うので、正直分かりませんが、いろいろな稼ぎ方(生き方)があるんだなと思いました。
例えば、電車の中で歌を歌ってチップもらう。
これはかなりの衝撃でした。日本だったら確実に「他のお客様へのご迷惑」ですよね。でも、聞きたくない人はイヤホンしてるし、楽しんだ人はチップを払う。
自由だなあ(笑)
と思いながらも、羨ましい光景でした。
他にも、渋滞の中車の運転手に声かけて、掃除してお金をもらったり、バイオリンを弾いてお金をもらう。(このバイオリン、地元人は慣れてるからか、当たり前のように素通りするんですが、街中に響き渡るバイオリンの音が本当に心地いいんです。)
こんな感じで、いろんな稼ぎ方があるんだなーと。
そして、この人たちは皆共通して、「自分が何をできるか分かっていて、自分という資本を使ってお金に変えている」ということ。小遣い稼ぎか、本業かはわかりませんが。勉強になります。
でも、よく考えると、日本でもやってることだなと。今度から素通りせずに見聞きしてみます。
②おしゃれな街並みについて
街並みが綺麗に見えるのは、建物の高さが均一だからかなって思いました。
これは推測なんですが、ルネサンス時代によく見る「一点透視図法」と関係があるのかなって。(最後の晩餐とかで線を繋いだ中心にキリストがいるみたいなやつ)
中学の美術の授業で習った気がします。
例えば
これと
これ。
なんとなく似ていませんか?
これが美しく見せる秘訣なんじゃないかなって思った次第です。完璧に個人的な見解ですが。
③絵がいっぱいある
前回タイとカンボジアに行った時に思ったとを想い出しました。
「この国のこと知らなさすぎる」ってこと。
だから、今回は少し勉強して行ってみました。
ルネサンスというものは一体何なのか。
なんでイタリアで流行ったのか。
なぜ裸ばっかりなのか。
イエスって誰やねん。
超有名な、レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロ(この二人はライバル)達は一体なにがすごいのか。
などなど、気になったことを本やインターネットで情報収集してみました。
その上で、絵画を見ててわかったのは、皆がそれぞれ自由に好きな絵をかいているのではなくて、同じ題材を、それぞれの画家がその時代背景や、新約聖書、旧約聖書の諸説を自分なりに解釈し、その上で考えたことを絵に反映しているということ。
(こういうのは高校の世界史をきちんと勉強していればわかることなんだと思いますが。)
そんな話はおいといて、自分の想いを込めた作品が、何世紀たっても感動を与えられるって素敵なことですね。
ダヴィンチ達も生きた甲斐を感じてるだろな〜。
まとめ
本当に雑多な感じがなく、整然としていて、駅や街並み全てが「芸術」のように見える。
それでもって、街全体は自由であり、活気溢れている。
そんな素敵な街、ミラノの旅でした。
イタリアにかぶれたモナリザはまだまだ寝れませんが、それではみなさまオヤスミナサイ。
おわり