ちきりんさんから学んだこと。
こんばんは、こだまです。
有名ブロガーのちきりんさんにTwitterで怒られてしまった(?)ので反省文書きます。
ちきりんって?
"兵庫県出身。バブル最盛期に証券会社で働く。米国の大学院への留学を経て外資系企業に勤務。2010年秋に退職し”働かない人生”を謳歌中。崩壊前のソビエト連邦など、これまでに約50カ国を旅している。2005年春から”おちゃらけ社会派”と称してブログを開始。著書に『自分のアタマで考えよう』『ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法』がある。ブログは『Chikirinの日記』"
昨年ちきりん著の「マーケット感覚を身につけよう」を読んでからというもの、この方の世の中への視点や視野の広さに驚き、その後もTwitterやブログを拝見してました。
では今回の「こだま、ちきりんさん怒らせる(自称ちきこだ)事件」のことの発端はなんでしょう。
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最近、noteというサービスが巷で流行っています。
"noteは、文章、写真、イラスト、音楽、映像などの作品を投稿して、クリエイターとユーザーをつなぐことができる、まったく新しいタイプのウェブサービス。つくった作品(ノート)は、通常のブログやSNSなどと同様に無料で公開することができ、ユーザー間で売買することも可能。"
noteは、「ユーザー間で売買することも可能」、つまり、自分の書いたブログや作った音楽を「有料にもできる」サービスなのです。
そこで気になったのが
「プロブロガーで有名なイケダハヤトさんや、はあちゅうさんがこのブログサービスで利益をあげている中、なぜカリスマブロガーのちきりんさんはそこに参入しないのだろう」ってこと。
で、気になったから聞いてみたのです。これがことの発端です。
@InsideCHIKIRIN ちきりんさん、いつも本やブログ拝見しています!質問なのですが、noteの利用は考えられていますか?ちきりんさんのブログ全部note化しても売れそうだなー。と思ったのですが
— こだま (@kdm_520) February 28, 2016
その後のちきりんさんのツイートで
「ちきりんさんのブログ全部読んでます。なぜブログを有料化しないのですか?」とか言ってくる人がいて笑える。賭けてもいい。あたしのブログを全部読んだなんて、真っ赤な嘘だよね?
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) February 28, 2016
僕自身はブログの全部というか大半は読めておらず、タイトルで気になった記事を読むといった感じだったので、自分のことかはわかりませんが、自分ゴトには出来る内容ですし、おそらく自分と似た質問をする人も少なくないんだとおもいます。
考えすぎかもしれませんがあえてでも自分ゴトにすることに意味があると思うのでご了承ください。
そんなわけで笑われちゃいました。
でも仕方ありません。
なぜなら今回の質問に対する答えをちきりんさんは自身のブログのエントリー(投稿)で書かれていたからです。
自分のTwitterの「ブログで稼がないのですか?」という質問に対するちきりんさんのブログでの答えとして考えられる部分は「情報を必要としている、しかしお金がない、そんなこれからChikirinの日記 に出会う“12歳の子供たち”のために、無料にしている。」ということだと思います。
こんな、素晴らしい考えを軸にして書いてるブログに対して、お金目的じゃないんですか?ともとれる自分の質問。失礼ですし恥ずかしい限りですね。
しかもSNSという公共の場でです。
Twitterの詳細をクリックする人(人のリプライまで出る状態)の割合は、その人やツイートの内容にもよりますが、田舎の学生である自分でも、平均1%ぐらいあります。
ですからこのまま当てはめても、ちきりんさんの17万人のフォロワーのうちの1700人はこの自分のちきりんさんという方を、勘違いさせるかもしれない文を見ているのかなと思います。
もしここまで思ってなかったとしても、改めてSNSは考えて使わなきゃいけないなと感じましたね。
それと同時に思ったのは、「人に質問するときは、1割の知識で聞くのではなくて、7割8割の知識をインプットした上で聞く」ということ。
つまりこの場合「調べてから言えよ」ってことです。簡単なようで難しいです。
もし僕がこの時点でちきりんさんのブログに書いてある答えを持っていれば、この質問をすることはありませんでした。逆に言えば、知った上で何か質問ができたかもしれません。その場合は教えてくれることのレベルも違うと思います。
それ以下だと、こういった問題を引き起こしてしまうんだなと。
これは、内定者課題図書の「99%の絶望の中に1%のチャンスは実る」にも書いていたことです。
これを身を以て感じた今回の事件でした。
ただ、自分がこの失礼な質問をしなかったら、ここまで考えることはなかったし(まだまだ浅いですが)、その点では有名人だからって疑問を投げかけないっていうのは違うなと思ったので、これまた学びですね。
まとめ
ちきりんさんは自分の経験という価値を、これからの子供のために提供している。それをブログという手段で残し伝える為、note等の有料ではなく、無料で提供し続けているということでした。そして、そのコンテンツを支えているのが旅行であるということを理解すると、さらにファンになりました。
お金儲けではなく、問題解決。ビジネスの本質だと思うし、どこまでも相手のこと考え抜いていて、素敵な方だなと。
ちきりんさんを見習って何のためにブログを書くのか。自分も考えていかないとです。
何にせよ、学ぶことがおおかったです。
明後日から旅行でイタリアにいくので、行く前にシェアハウスの友達もオススメしてた「世界を歩いて考えよう」を読んでからいこう。
そんじゃーね。